レジー・ミラーは初代ザ・シューターと呼ばれる選手です。
試合終盤にめっぽう強く、その活躍ぶりは「偉大なシューターで史上最高のクラッチプレイヤー」と呼ばれました。
トラッシュトーカー(相手選手を挑発する発言)としても有名で、あのマイケル・ジョーダンと乱闘騒動を起こしたことでも有名です。
ペイサーズひと筋18年、ヒールを演じ続け、ホームでは「ヒーロー」、アウェイでは「悪魔」となり、NBAを盛り上げました。
本日は偉大なシューターで史上最高のクラッチプレイヤーと呼ばれたレジー・ミラーを見ていきましょう。
【テーマ】
2. 受賞歴
3. マイケル・ジョーダンとの乱闘
4. 生き様
5. まとめ
奇跡的な逆転劇を何度も披露し、相手に悪夢をお届けする試合終了間際のことを、
今回は「ミラータイム」の代表的試合を2試合紹介します。
〇1994年カンファレンス決勝第5戦vsニックス
〇1995年カンファレンス2回戦第1戦vsニックス
その第1戦またも「ミラータイム」が発動します。
試合終了18秒前、99-105でニックスが6点リード
ミラーがニックスのパスをスティール
ミラーが3Pシュートを決めます。
ニックスがFTを2本外します。
ミラーがFT2本を決めます。
試合終了!!
ニックスに悪夢を届けました。
と言われるゆえんをいかんなく発揮した瞬間です。
殿堂入り: 2012
永久欠番: ペイサーズ#31
5×NBAオールスターゲーム出場:1990, 1995-1996, 1998, 2000
フリースロー成功率1位 : 2005
オールNBAチーム
3×3rdチーム:1995-1996, 1998
〇基本情報
体重: 88㎏
所属チーム ペイサーズ:1987-2005
ポジション: シューティングガード
出身: アメリカ(カリフォルニア州リバーサイド)
ドラフト: 1987年 11位
ミラーはトラッシュトーカーでも有名です。
もちろん神様ことジョーダンにも容赦なくトラッシュトークを浴びせました。
とある試合、2人のトラッシュトークは度を過ぎてしまいます。
※トラッシュトークの内容が明らかにすることができないほど、陰湿なトーク合戦だったのでしょう。
神様もまだ若かったが、
神様を本気で切れさせたのはミラーぐらいでしょう。
更に。。。
ホーム試合の方がファンの歓声等、アウェイではブーイング等あるので
「ホーム」の方がいいパフォーマンスを発揮しやすい
と言われていますが、
ミラーは
「アウェイ」の方がいいパフォーマンスをします。
なぜなら。。。
ミラーは人の神経を逆なでする天才だったので、
になりました。
ミラーはヒール役としても天才でした。
先ほど紹介したミラータイムを発揮した1994年のニックス戦はアウェイゲーム。
ニックスファンで有名なスパイク・リーと試合中激しいトーク合戦を演じました。
※スパイク・リー・・・映画監督
ミラーは
そのジェスチャーは「ミラーのプレッシャーにニックスが負けた」という表現になりました。
観客ともトラッシュトークを演じるミラー
※プライベートでは一緒にCMに出演するほど2人は仲良しです。
ミラーには他の選手が持ち合わせていない2つのこだわりがありました。
・挑戦者
〇フランチャイズプレイヤー
2000年にペイサーズにとっても、ミラーにとっても初のファイナル進出を果たします。
しかし、レイカーズに敗れてしまいチームは再建に移行します。
ペイサーズのフロントはミラーにトレードの打診をしましたが、
ミラーは一言
フロントもベテランになったミラーを放出したかったわけでなく、
引退する前に優勝候補のチームでプレイすることを望むのが普通だったので打診しました。
1つのチームで全てを全うしたミラーはインディアナの英雄です。
〇挑戦者
数多くの挑戦者が神に挑み敗れました。
ミラーも敗北しましたが、ミラーは他の選手とは違います。
対戦相手は試合前に心のどこかで負けを受け入れていました。
しかし。。。
本気で神を倒しにいったのです。
その証拠にジョーダンが2度の3連覇を果たした際、本当の意味でジョーダンを追い込んだのもミラー率いるペイサーズでした。
ジョーダンを追い込んだシリーズの第4戦、劇的な逆転シュートを決めます。
※足の状態は悪く、激痛に襲われているにも関わらず体全身で喜びを表現しました。
レジー・ミラーは試合終盤にはめっぽう強く、その活躍ぶりは「偉大なシューターで史上最高のクラッチプレイヤー」と呼ばれました。
トラッシュトーカー(相手選手を挑発する発言)としても有名で、あのマイケル・ジョーダンと乱闘騒動を起こしたことでも有名です。
ペイサーズひと筋18年、ヒールを演じ続け、ホームでは「ヒーロー」、アウェイでは「悪魔」となり、NBAを盛り上げました。
現在、NBAのゲームプランは3Pシュートを主軸として組み立てられています。
その礎となった選手、レジ―ミラー。
トラッシュトークは置いといて。。。