NBAスポーツ速チャン

NBA好きです。2009年たまたまテレビに映ったコービーの姿に衝撃を受け、レイカーズの試合を中心にみるようになり、ブログを始めました。ただただNBA好きのおじさんです。NBAやBリーグの話題を2chからまとめて紹介しています。

    2020年07月



    【【NBAまとめ】ルー・ウィリアムズがストリップクラブに行き10日間隔離に!!】の続きを読む

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    本日はコービー・ブライアントが亡くなってから半年です。

    私はコービーを見てNBAにはまりました。

    私にとってNBAと言ったらコービー、コービーと言ったらNBAそのものです。

    数多くの偉業を達成し、数多くのファンを魅了しました。

    それでは、レイカーズの背番号#8の生き様、コービー・ブライアントを見ていきましょう。

    コービーブライアントの背番号#8の記事はこちら↓
    レイカーズ背番号#8の生き様(前編)~コービー・ブライアント~

    【テーマ】

    レイカーズ背番号#24の生き様(後編)
    ~コービー・ブライアント~


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    目次
    1. 2連覇

    2. 受賞歴

    3. 引退試合

    4. マンバメンタリティ

    5. 突然の死

    6. 
    まとめ



    1. 2連覇


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    コービーは
    2008-09
    2009-10

    の2シーズンで2連覇を達成しました。

    連覇が掛かっていた2009-10シーズン
    コービーは連覇しなければならない理由がありました。
    ・セルティックとの再戦
    ・シャックを超えるために

    ・セルティックとの再戦

    コービーは3シーズン連続で
    ファイナルに進出しました。

    しかし、
    2007-08シーズンはセルティックスに敗れてしまいます。

    2年前の雪辱戦。

    勝たなければなりません。

    ・シャックを超えるために

    3連覇を果たした1999-00~2001-02シーズン以降
    結果を残せないコービーに対して「シャックを超えられない」とずっと言われ続けてきました。

    シャックはレイカーズから放出された後に
    ヒートで1回優勝しています。

    シャックを超えるために、自身が中心なチームでも連覇ができることを証明するために
    負けられないファイナル。

    もつれにもつれたファイナルは
    第7戦に突入します。

    試合は
    がちがちのディフェンスの試合になりました。

    結果は
    83-79でレイカーズの勝利。

    試合後コービーは
    「相手が相手だから、これまでの優勝で一番嬉しいね。そして一番厳しいものでもあった。本当に(この勝利が)欲しかったのだけど、たまに欲しすぎて逃してしまうものもある。仲間が僕を助けてくれた」

    とコメント。

    2連覇を達成し、
    2年連続ファイナルMVPを獲得。

    名実共に
    シャックを超えた瞬間になりました。

    2010年ファイナル第7戦をご覧ください。



    2. 受賞歴

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    5×NBAチャンピオン:2000, 2001, 2002, 2009, 2010

    1×NBAシーズンMVP:2008

    2×NBAファイナルMVP:2009, 2010

    2×NBA得点王(1試合平均):2006 (35.4), 2007 (31.6)

    4×年間最多得点:2003 (2,461), 2006 (2,832), 2007 (2,430), 2008 (2,323)

    3×年間最多フィールドゴール成功:2003 (868), 2006 (978), 2007 (813)

    2×年間最多フリースロー成功:2006 (696), 2007 (667)

    オールNBAチーム
    11×1stチーム:2002-2004, 2006,2007-2013
    2×2ndチーム:2000, 2001
    2×3rdチーム:1999, 2005

    NBAオールディフェンシブチーム
    9×1stチーム:2000, 2003, 2004, 2006,2007-2011
    3×2ndチーム:2001, 2002, 2012

    18×NBAオールスターゲーム出場:1998, 2000-2006,2007-2016

    NBAオールルーキーチーム 2ndチーム:1997

    【基本情報】

    身長: 198㎝

    体重: 96㎏

    生年月日: 1978年8月23日

    没年月日: 2020年1月26日

    所属チーム レイカーズ: 1996-2016
         
    ポジション: シューティングガード

    出身: アメリカ(ペンシルベニア州フィラデルフィア)

    ドラフト: 1996年 13位


    3. 引退試合

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    コービーは
    引退試合で伝説を残します。

    特にラスト2分30秒は
    20年間バスケに捧げたコービーに神が舞い降りたような活躍を披露。

    10点ビハインドで迎えた残り2分30秒
    コービーはそこからノーミスで連続13得点をあげ、逆転勝利を獲得しました。

    会場(ステイプルセンター)は2010年レイカーズが連覇した時のような
    割れんばかりの大喝采。

    コービーはこの試合で60得点を叩き出し、
    コービーらしい有終の美を飾ります。

    ちなみに37歳での60得点はウィルト・チェンバレンが記録した32歳60得点を大幅に更新する
    NBA史上最年長記録にもなります。

    試合後、
    「何よりも重要だったのは、キャリアを通じて僕たち全員が一丸となれたこと。皆さんは僕の心に常にい続ける存在です。心から、本当に感謝しています。心の底から、ありがとうと言わせてください。愛しています」

    「この20年間、いつだってチームメイトから『自分にパスを出せ』と強く言われてきたのに、今夜は、『パスを出すな』と言われて、まいってしまったよ」

    とコービーらしいスピーチをしました。

    最後には
    「ほかに何を言えばいいかな? Mamba out!!(マンバは去ります!)」

    でスピーチを締めコートを去ります。

    全てを出し尽くしたコービーは
    試合後、ロッカールームから車まで行くことも困難だったそうです。

    コービーの引退試合ラスト2分30秒をご覧ください。



    4. マンバメンタリティ

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    コービーは10年間背負った背番号を#8から
    #24に変更しました。

    理由は
    初心に返るため高校時代んに着用していた24。
    1日24時間に対して感謝をし、今後のキャリアを続けていくという意味で24。

    等言われてますが、私はシンプルにジョーダンを越えたいという想いで24に変更したと思っています。

    そして、もう1つ。

    この頃からコービー自身にもう1つの人格
    ブラックマンバ」を作り上げました。
    (一種のキャラ作りだと思っています)

    よりバスケットに集中するため、より高みを目指すため、
    バスケットボールプレイヤーのコービー・ブライアントの時は「ブラックマンバ」と呼ぶようになりました。

    そして、ブラックマンバが思うバスケットに対しての考え方を
    マンバメンタリティーと呼んでいます。

    コービーはマンバメンタリティについてこう説明しています
    マンバメンタリティとは、答えを見つけ出すための終わりなき冒険。 もっと上達したい、もっと知りたいという無限の好奇心。 マンバメンタリティとは、結末にこだわらずに、とにかく進み、戦う事。 人から何と言われるか、誰かに失望されるのではないか、そんなことは一切気にせず、その瞬間だけに神経を注ぐ。 それがマンバメンタリティ。

    簡単に言えば
    常に最高の自分を目指すということです。

    コービーは
    努力家としても有名。

    現役で過ごした20年間は
    全てをバスケに費やしたとも言っても過言ではありません。

    毎朝4時から練習を始め、誰よりも遅くまで練習していたコービー。

    コービーのバスケットボール人生そのものが
    マンバメンタリティなのです。


    5. 突然の死

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    2020年1月26日
    コービーと次女のジアナら9名を乗せたヘリコプターが墜落し、全員の死亡が確認されました。

    この事故死は多くの人々が悲しみ、同日行われたNBAの試合では
    追悼セレモニーの他にコービーが着用した背番号#8#24にちなんで、8、24秒のバイオレーションで追悼の意をささげます。

    コービーの追悼式では
    マイケル・ジョーダンやシャキール・オニールが追悼のスピーチをしました。

    あまりにも突然すぎるコービーの死は
    ブラックマンバから父親に変わってこれからの時に。。。でした。

    コービーは亡くなりましたが、マンバメンタリティは生きています。

    コービーに憧れてバスケを始めた少年が
    マンバメンタリティを持ってコート上で表現しています。

    マイケル・ジョーダンのスピーチをご覧ください。



    6. まとめ

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    背番号#8は
    シャックとの3連覇と81得点ゲーム。ルーキーシーズンからの10年、ジョーダンの背中を追い続け、そのジョーダンからバトンを託されNBA界を引っ張っていく存在として。

    背番号#24は
    ブラックマンバととなり、2連覇、満身創痍で達成した引退試合の60点ゲーム、ジョーダンから託された想いを次の世代に託す存在として。

    引き継がれてきた想いとコービーの想いは
    次世代のスーパースター達に引き継がれていきます。

    引き継がれた想いが引き継がれ続く限り
    コービーの想いは生きています。


    今生きている存在として、NBAを好きになるきっかけをくれたコービーのために何ができるか分かりませんが、
    何かをしていきたいと思います。

    コービーブライアントの背番号#8の記事はこちら↓
    レイカーズ背番号#8の生き様(前編)~コービー・ブライアント~

    試合結果
    シクサーズvsサンダー
    サンズvsセルティックス
    ペイサーズvsマーベリックス
    ブレイザーズvsラプターズ
    ロケッツvsグリズリーズ

    ボックススコアはこちら

    PHIフィラデルフィア・セブンティシクサーズ
    # VS #
    OKCオクラホマシティ・サンダー




    PHIフィラデルフィア・セブンティシクサーズ
    ベン・シモンズ
    14得点9アシスト11リバウンド

    アル・ホーフォード
    13得点3アシスト9リバウンド

    OKCオクラホマシティ・サンダー
    クリス・ポール
    5得点2アシスト1リバウンド

    シェイ・ギルシャス・アレキサンダー
    16得点5アシスト7リバウンド

    PHXフェニックス・サンズ
    # VS #
    BOSボストン・セルティックス



    PHXフェニックス・サンズ
    デビン・ブッカー
    17得点9アシスト4リバウンド

    ディアンドレ・エイトン
    11得点0アシスト7リバウンド


    BOSボストン・セルティックス
    ジェイソン・テイタム
    16得点2アシスト9リバウンド

    ケンバ・ウォーカー
    6得点0アシスト1リバウンド

    INDインディアナ・ペイサーズ
    #
     VS #
    DALダラス・マーベリックス



    INDインディアナ・ペイサーズ
    ビクター・オラディポ
    16得点3アシスト7リバウンド


    T.J・ウォーレン
    20得点1アシスト6リバウンド

    DALダラス・マーベリックス
    ルカ・ドンチッチ
    20得点9アシスト11リバウンド

    マキシ・クレーバー
    18得点0アシスト6リバウンド


    PORポートランド・トレイルブレイザーズ
     VS トロント・ラプターズ
    TORトロント・ラプターズ




    PORポートランド・トレイルブレイザーズ
    カーメロ・アンソニー
    14得点2アシスト5リバウンド

    CJ・マッカラム
    21得点5アシスト2リバウンド


    TORトロント・ラプターズ

    パスカル・シアカム
    18得点1アシスト6リバウンド

    マルク・ガソル
    3得点0アシスト4リバウンド

    HOUヒューストン・ロケッツ
    ヒューストン・ロケッツ VS メンフィス・グリズリーズ
    MEMメンフィス・グリズリーズ



    HOUヒューストン・ロケッツ
    ジェームス・ハーデン
    31得点9アシスト8リバウンド

    ラッセル・ウェストブルック
    8得点5アシスト6リバウンド


    MEMメンフィス・グリズリーズ
    ジャ・モラント
    17得点9アシスト1リバウンド

    ブランドン・クラーク
    16得点1アシスト8リバウンド

    渡邊雄太 出場機会なし

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    ジャズのルディ・ゴベアとドノバン・ミッチェルが不仲説を一蹴しました。


    ドノバン・ミッチェル記事↓
    ジャズの未来を担うスーパースター~ドノバン・ミッチェル~

    ドノバンミッチェルの記事「1.コロナウィルス」で書きましたが、
    コロナウィルス感染第1号は
    ルディ・ゴベアでした。

    第2号は
    ドノバン・ミッチェルです。

    ゴベアは
    感染判明の記者会見においてマイクを不必要に触ったり、ロッカールームでも同様なことを行っていたようです。

    それらの行為が直接
    ミッチェルの感染と結びつくかは分かりませんが、
    気分が悪くなる原因であることには変わりありません。

    それから
    2人の不仲説が騒がれるようになります。

    「自分たちがしばらく話をしてなかったのは本当だ。でも、数日前に連絡をとったよ。自分たちは優勝を目標としているチームのため、全力を尽くす準備ができているよ。プロフェッショナルに振る舞うこと、それがすべてだ」

    とゴベアがコメント。

    ゴベアのコメントは不仲説一蹴に聞こえますが、
    中々不仲説一蹴とはいきません。

    シーズン再開し、言動に注目をしていましたが、
    「そのことには、みんなもう興味がないんじゃないかな。あっという間に消費される話で、何カ月もみんなが気にすることじゃないよ」

    とミッチェルがコメント。

    ゴベアも
    「僕らはコートに戻ってプレーできるようになった。そうなったらそんな話題はもう過去のこと。もうちょっと良い話題はない?」

    と答えています。

    2人のコメントは
    不仲説が一蹴された瞬間でした。

    ミッチェルは今回の事件(中断期間中)に意識改革をします。
    ドノバン・ミッチェル覚醒なるか!?

    ミッチェルは
    中断期間中にチーム内のコミュニケーションを図りました。

    スコアラーとしてだけでなく
    チームのリーダーにもなろうとしています。

    一時は「解散か!?」と言われていた
    ミッチェルとゴベアの関係

    ジャズはピンチをチャンスに変え
    シーズン再開に臨みます。

    【【NBAまとめ】ドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベアの関係は良好なもよう!!】の続きを読む

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    本日はコービー・ブライアントが亡くなってから半年です。

    私はコービーを見てNBAにはまりました。

    私にとってNBAと言ったらコービー、コービーと言ったらNBAそのものです。

    数多くの偉業を達成し、数多くのファンを魅了しました。

    それでは、レイカーズの背番号#8の生き様、コービー・ブライアントを見ていきましょう。

    コービーブライアントの背番号#24の記事はこちら↓
    レイカーズ背番号#24の生き様(後編)~コービー・ブライアント~


    【テーマ】

    レイカーズ背番号#8の生き様(前編)
    ~コービー・ブライアント~


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    目次
    1. 3連覇

    2. 受賞歴

    3. 81得点

    4. マイケル・ジョーダン

    5. シャキール・オニール

    6. スキャンダル

    7. 
    まとめ



    1. 3連覇


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    コービーは
    1999-00
    2000-01
    2001-02

    の3シーズンで3連覇を達成しました。

    1999-00シーズン以前は、
    個人プレイに頼りがちなプレイはチームプレイからほど遠くレギュラーシーズンではそこそこの成績を残しましたが、プレイオフになると極端に弱くなります。

    1999-00シーズンには
    フィル・ジャクソンHCを招へいし1からチームを築きます。

    シャックとコービーも
    チームプレイをするように。

    すると、
    レイカーズは快進撃を演じます。

    3連覇を達成したシーズンのファイナル成績は
    1999-00 4-2 vsペイサーズ
    2000-01 4-1 vsシクサーズ
    2001-02 4-0 vsネッツ

    フィル・ジャクソンHCが仕掛けた
    トライアングルオフェンスの成果と言っていいでしょう。

    現在ではシャックとコービーのデュオで3連覇を達成したと言われていますが、
    当時はシャック主体のチーム。

    レギュラーシーズン/プレイオフ平均得点
    コービー
    1999-00 22.5/21.1
    2000-01 28.5/29.4
    2001-02 25.2/26.6

    シャック
    1999-00 29.7/30.7
    2000-01 28.7/30.4
    2001-02 27.2/28.5

    ファイナルMVPも
    シャックが3年連続で獲得。

    3連覇は
    シャックの3連覇となります。


    2. 受賞歴

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    5×NBAチャンピオン:2000, 2001, 2002, 2009, 2010

    1×NBAシーズンMVP:2008

    2×NBAファイナルMVP:2009, 2010

    2×NBA得点王(1試合平均):2006 (35.4), 2007 (31.6)

    4×年間最多得点:2003 (2,461), 2006 (2,832), 2007 (2,430), 2008 (2,323)

    3×年間最多フィールドゴール成功:2003 (868), 2006 (978), 2007 (813)

    2×年間最多フリースロー成功:2006 (696), 2007 (667)

    オールNBAチーム
    11×1stチーム:2002-2004, 2006,2007-2013
    2×2ndチーム:2000, 2001
    2×3rdチーム:1999, 2005

    NBAオールディフェンシブチーム
    9×1stチーム:2000, 2003, 2004, 2006,2007-2011
    3×2ndチーム:2001, 2002, 2012

    18×NBAオールスターゲーム出場:1998, 2000-2006,2007-2016

    NBAオールルーキーチーム 2ndチーム:1997

    【基本情報】

    身長: 198㎝

    体重: 96㎏

    生年月日: 1978年8月23日

    没年月日: 2020年1月26日

    所属チーム レイカーズ: 1996-2016
         
    ポジション: シューティングガード

    出身: アメリカ(ペンシルベニア州フィラデルフィア)

    ドラフト: 1996年 13位


    3. 81得点

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    2006年1月22日ラプターズ戦
    コービーにとって伝説の試合になります。

    スタッツ
    出場時間: 41分56秒
    得点: 81得点
    アシスト: 2アシスト
    リバウンド: 6リバウンド
    FG成功率: 60.9% 28/46
    3P成功率: 53.8% 7/13
    FT成功率: 90% 18/20

    81得点は、
    ウィルト・チェンバレンが達成した100得点に次ぐ2位の記録です。

    コービーは試合後
    「俺は簡単に得点できるオープンな状況で多くミスしたんだ。100得点は可能だと思うね。絶対に。もし前半でベンチに6分座っていなければ100点取れたかもしれないよ」

    とコメントしています。

    喜びのコメントではなく、
    課題を口にした、実にコービーらしいコメントです。

    ジャクソンHCも
    「今夜のコービーはジョーダンのどんな試合よりも凄かった。」

    とコービーに最大限の賛辞を送りました。

    このシーズン、
    コービーは、
    現役屈指のスコアラーから歴代屈指のスコアラーに進化し、
    名実ともにマイケル・ジョーダンに一番近い男になります。

    81得点試合をご覧ください。



    4. マイケル・ジョーダン

    no title

    コービーのバスケット人生において
    マイケル・ジョーダンという男はなくてはならない存在です。

    コービーは
    ジョーダンの全盛期を見て育った世代です。
    なので、ジョーダンを真似してバスケットに取り組んでいました。

    コービーの動きはジョーダンそのもので、
    ジョーダンのコピーと言われるほどです。

    実績とカリスマ性に加え、ポジション、プレースタイル、体格、闘争心旺盛で筋金入りの負けず嫌いというジョーダンそっくりなコービーは、
    数多くのスター選手を差し置いてジョーダンと比較されています。

    当初は「コービーではジョーダンの後継者になれない」と言われていましたが、
    実力でその座を勝ち取ります。

    ジョーダンとコービーは
    お互いに実力を認め合い、いい意味での師弟関係を築きます。

    ジョーダンはコービーに対して、
    1998年のオールスターゲーム終了後に後継者としてコービーを指名。

    引退して月日が経った2012年には「自分の引退後のプレイヤーの中で、自分と比較されるにふさわしい選手はコービーだけだ」とコメント。

    「自身の全盛期にマッチアップをしてみたい相手は誰ですか?」との問いに「誰にも負ける気はしないよ、コービー以外には。彼は私の動きを全て盗んだからね」と答えました。

    コービーはジョーダンに対して
    「1on1では誰も俺には勝てない。もし俺に勝てる選手がいるとすれば、彼は98年にユタでラストショットを決めて引退したよ。」と答えました。

    コービーとジョーダンのシンクロ集


    コービーvsジョーダン



    5. シャキール・オニール

    no title

    コービーとシャックはレイカーズで
    8シーズン共にしました。

    シャックとコービーと言えば3連覇ですが、
    不仲な事でも有名です。

    コービー
    超が付くほどまじめ

    誰よりもバスケに時間捧げ練習に励む。

    チームメイトにも厳しく当たりました。

    シャック
    超が付くほどのお調子者

    練習嫌いで常にコンディション不足。

    チームメイトは常にファミリー。

    コービーとシャックは
    性格も考え方もバスケへの取り組み方も全てが真逆でした。

    3連覇を達成しましたが、
    2人の仲は最悪で、ロッカールームはお通夜状態だったそうです。

    3連覇から2年後
    シャックがヒートに移籍して、レイカーズ王朝は完全に崩壊しました。

    しかし、コービーが引退する頃には
    家族ぐるみの付き合いをしています。

    雪解けは意外な形でした。

    2012年現役最高のセンター
    ドワイト・ハワードがレイカーズに移籍。

    コービーは
    ハワードを自身の後継者として哲学を徹底的に教え込むつもりでいました。

    しかし、
    ストイックすぎるコービーにハワードはドン引きしてしまいます。

    シャックの偉大さに気づいたコービーは、とある試合後シャックと2人きりで話し、
    シャックがいかに偉大だったかを、ハワードと組んでみて初めて本当に理解したと伝えたそうです。

    シャックもハワードのことを認めていなかったこともあり、
    お互い歩み寄ります。


    6. スキャンダル

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    コービーは
    レイプをされたとして訴えられています。

    2003年6月30日
    ホテルの女性従業員が膝の治療のため同ホテルに滞在していたコービーにレイプされたとして訴えました。

    コービーは逮捕されましたが直ちに釈放。

    コービーの言い分
    女性を自室に呼び、相手の同意を得てキス、セックスをしたことは認めるが、あくまで同意の上でのことと主張。

    女性従業員の言い分
    キスと抱擁は同意の上だったが、それ以上は「NO」と言ったにもかかわらず、コービーに腕を捕まれて首をしめられ、イスに顔を押しつけられてレイプされたと主張。

    NBA屈指のスーパースターだったコービーは
    スキャンダルには無縁の選手でした。

    この事件以後
    試合では大ブーイング、コートを離れれば裁判所に出廷と肉体的にも精神的にも追い込まれます。

    しかし、コートに立てば一流のNBA選手。
    集中力を切らさず、一流選手らしいプレイを披露します。

    結末としては
    訴えた女性が同時期に、コービー以外にも3日間に3人の別の男性と肉体的関係を持っていた事も発覚し、当初から芸能人志望でオーディション番組に出場歴があった事も報道され、証言にも矛盾する点が多々見られたため、結局この事件は、2005年オフに示談となりました。


    7. まとめ

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    現役生活20年全てをバスケに捧げたコービー。

    時には批判されることもありましたが、
    紛れもなくスーパースターでした。

    引退後は
    父親として家族との時間を過ごすことを大事にしていました。

    NBAから距離をとっていましたが、
    ジジちゃんがきっかけとなって度々アリーナで観戦する姿を見かけるようになります。

    ジジちゃんは
    将来有能なバスケ選手になろうとしていました。

    コービーは
    多忙の中、ジジちゃんに直接指導していきます。

    そして、家族と仕事を両立させるために
    ヘリコプターを使用。

    移動時間を短縮させるためです。

    家族を思う気持ちが今回の事故に繋がってしまいます。

    半年前、
    世界中でコービーの追悼式が行われました。

    もちろん
    NBAでもです。

    ジョーダンを追い続けたコービーのように
    コービーを追い続けた選手が現在コート上で活躍しています。

    コービー・ブライアントという偉大すぎるスターは亡くなりましたが、
    コービー・ブライアントの意思はNBAのコート上にあります。

    コービーブライアントの背番号#24の記事はこちら↓
    レイカーズ背番号#24の生き様(後編)~コービー・ブライアント~

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