馬場雄大
昨年並々ならぬ思いで海を渡った馬場雄大、今シーズンコロナウィルスの影響で突然終幕したが、馬場雄大にとって人生で一番刺激的で濃い1年となっただろう。


〇目次
1.今シーズンに懸けた思い
2.今シーズンの成績
3.まとめ



1.今シーズンに懸けた思い

日本人4人目のNBAプレイヤーになるために海を渡った馬場雄大。

田臥雄太、渡邊雄太、八村塁に続けと言わんばかりに胸を張って渡ったが、周囲はそれほど期待はしていなかった。

「Bリーグから直接NBAを狙うなんて無理」

「NBAに入りたいなら遅くてもアメリカの大学に行くのが当たり前」

そう、3人ともNBAに挑戦する以前にアメリカの大学でキャリアを積んでいたのだ。

一方の馬場雄大は高校卒業後、筑波大学へ進み、2017年の4年生時にアルバルク東京と契約。そして2年後、海を渡る決意をする。

馬場雄大は会見で、「先に海外に出た彼らからは常に刺激を受けてきた。うらやましいという思いもあります。しかし、自分は自分のやり方でNBAプレイヤーになる」と発言した。

同年代で、高校卒業と同時に日本を飛びだしNBAへ挑戦をした2人への言葉でもあるそれが、彼なりの答えでこだわりでもあった。

そして、彼の挑戦が始まったのである。


2.今シーズンの成績

※赤字は先発出場
        

出場時間(分)

得点

アシスト

リバウンド

対戦相手

11

8

5

0

0

0

メンフィス・ハッスル

9

メンフィス・ハッスル

13

13

4

1

3

ノーザンアリゾナ・サンズ

16

8

2

0

2

アイオワ・ウルブス

20

ストックトン・キングス

23

16

6

0

2

オクラホマシティー・ブルー

25

14

5

0

1

サンタクルズ・ウォリアーズ

27

11

0

0

2

スーフォールズ・スカイフォース

29

9

0

0

3

フォートウェイン・マッドアンツ

30

13

0

1

3

グランドラピッズ・ドライブ

12

4

7

0

1

3

オースティン・スパーズ

8

17

6

1

1

オクラホマシティー・ブルー

10

15

4

0

1

ノーザンアリゾナ・サンズ

13

16

9

2

1

リオグランデバレー・バイパーズ

14

16

2

1

3

メンフィス・ハッスル

17

16

3

1

1

スーフォールズ・スカイフォース

19

18

5

2

4

ウインディシティ・ブルズ

21

21

5

1

0

サウスベイ・レイカーズ

27

12

11

0

3

ストックトン・キングス

29

15

5

2

1

サンタクルズ・ウォリアーズ

31

24

7

4

4

サウスベイ・レイカーズ

1

3

21

4

1

4

ストックトン・キングス

4

22

5

0

3

サウスベイ・レイカーズ

11

28

11

7

5

サンタクルズ・ウォリアーズ

17

20

11

1

3

アグアカリエンテ・クリッパーズ

18

35

14

5

7

リオグランデバレー・バイパーズ

20

27

13

2

2

ソルトレイクシティ・スターズ

23

20

9

1

5

オクラホマシティー・ブルー

26

12

3

0

3

カレッジパーク・スカイホークス

29

19

19

1

3

メンフィス・ハッスル

31

26

19

2

6

ノーザンアリゾナ・サンズ

2

1

37

18

1

3

オースティン・スパーズ

6

35

7

1

6

アグアカリエンテ・クリッパーズ

8

33

9

4

3

アイオワ・ウルブス.

10

36

14

1

3

ソルトレイクシティ・スターズ

19

22

3

2

2

サウスベイ・レイカーズ

21

25

5

0

1

リオグランデバレー・バイパーズ

26

21

11

0

2

リオグランデバレー・バイパーズ

28

22

0

3

2

スーフォールズ・スカイフォース

29

23

3

2

1

ノーザンアリゾナ・サンズ

3

3

13

2

1

0

オースティン・スパーズ

6

15

5

0

3

アグアカリエンテ・クリッパーズ

8

7

0

0

0

アグアカリエンテ・クリッパーズ


   

41試合(うち先発は5試合)をプレーして平均19.6分6.3得点2.6リバウンド1.2アシストに3Pシュート成功率41.5パーセントをマーク。


開幕当初は、コミュニケーション不足や展開の早いバスケットに慣れず、ベンチを温める時間が多かったが、日を追うごとに適応していき、開幕から1か月でローテンションを勝ち取り、更に1か月後には先発出場を果たした。

ディフェンス能力はGリーグトップクラスの評価を受け、課題だった3Pシュートの成功確率も上がり信頼を勝ち取ったのだ。

シーズン後半ロスターが強化されベンチを温める時間が増えてしまったが、馬場雄大に対する評価は変わらない。むしろ、1年目にして環境も言語も何もかも違う中でここまで適応したことに評価は上がっている。


3.まとめ

馬場雄大選手は「BリーグからNBAへ」の新たなパイオニアとしてスタートした1年、不本意な形ではあったが、確実な成果を残すことに成功した。

「挑戦は始まったばかり」と締めくくったが、3Pシュートを更に磨けばNBAプレイヤーになる日は意外に近いかもしれない。

そして、いつの日か「馬場雄大に続け」と、海を渡る選手にも期待したい。

初スタメンを勝ち取ったノーザンアリゾナ・サンズ戦