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CP3の愛称で親しまれているクリス・ポール。

昨年ロケッツのラッセル・ウェストブルックとのトレードでサンダーに移籍してきました。

チームを解体して再建し、2,3年後勝負をかけると思われていたサンダー。

しかし、CP3は持ち前のリーダーシップでサンダーをプレイオフ進出圏内に押し上げました。

本日はチーム再建の神、クリス・ポールを見ていきましょう。


【テーマ】

チーム再建の神~クリス・ポール~


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目次
1. ロケッツからサンダーに

2. 受賞歴

3. 選手会長として


4. チーム再建の神CP3

5. 家族想い

6. まとめ


1. ロケッツからサンダーに

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2019年のオフ衝撃的なトレードが次々と行われました。

その中でも話題になったことは
クリッパーズにカワイ・レナードとポール・ジョージ
ネッツにケビン・デュラントとカイリー・アービング
ロケッツにラッセル・ウェストブルック

その中でもラッセル・ウェストブルックとトレードされたCP3は犠牲者として見られています

当時のCP3も
「トレードはショックだった。正直に言ってほしかったんだ。僕はトレードの2、3日前にダリル・モーリーGMと話して、彼は『君をトレードするつもりはない』と言っていたんだ。でもトレードは実現してしまったのさ」

とコメントしているように失意のどん底だったのかもしれません。

サンダーのサム・プレスティGMも
「ポールは突然のトレードに驚いていた。だから、まずは信頼関係を築くことだと考えた。彼の代理人とも協力しながら彼がサンダーの現状に対してどう感じているか確かめた」

と話しています。

サンダーは再建に舵を切り、ラッセル・ウェストブルックとポール・ジョージが放出され、代わりにクリス・ポール、ヤングコア、大量の1巡目指名権を獲得しました。

サンダーにやってきたCP3もすぐにトレードされるだろうと言われてきましたが、現在もサンダーの司令塔としてプレイしています。

「僕はバスケットボールが大好きなんだ。コートに立っている限り、僕らには勝利するチャンスがある。それは僕がこれまでのキャリアでずっとやってきたこと。今後もそれは変わらない。今でもプレーできていることに感謝しているよ。大いに価値があることかもしれないね」

とコメントしました。

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CP3は現在バスケットを誰よりも楽しんでいます。

最悪と言われたトレードは実はCP3にとってもサンダーにとっても最良のトレードだったのです。

〇理由
・ポイントガードとしてチームの中心的な役割を全うできる
・若手へのメンターとしての役割

・ポイントガードとしてチームの中心的な役割を全うできる
ロケッツではハーデンのサポート役だったので基本的に3Pラインの外側に構えることが多かったのですが、サンダーでは持ち前のゲームコントロール力で、サンダーをけん引しています。

・若手へのメンターとしての役割
サンダーには多くの有望な若手がいます。CP3はメンターとしてプロ選手としての心構えから、オフの過ごし方、練習方法等様々なアドバイスを送っています。

中でも、シェイ・ギルシャス・アレキサンダーには毎日1対1で練習をこなし、様々な経験を伝え、対戦相手を分析したノートも渡しているそうです。

CP3は楽しんでいるだけでなく、勝負も捨てていません。

サンダーで優勝を狙えると考えているようです。

今シーズンは難しいかもしれませんが、来シーズン以降若手が育てばダークホースとしてサンダーが立ちはだかるでしょう。

今シーズンでさえ、ロケッツと同率の5位です。

CP3がリーダーとして引っ張れば優勝を狙えるチームに変貌するかもと思わせるCP3の手腕。

今シーズンも来シーズンも楽しみです。


2. 受賞歴

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10×NBAオールスターゲーム出場:2008-2016,2020

オールNBAチーム
 4×1stチーム:2008, 2012-2014
 3×2ndチーム:2009, 2015-2016
 3rdチーム:2011

NBAオールディフェンシブチーム
 6×1stチーム:2009, 2012-2016
 2×2ndチーム:2008, 2011

新人王:2006

4×アシスト王:2008-2009, 2014, 2015

6×スティール王:2008-2009, 2011-2014

〇基本情報

愛称: CP3

身長: 183㎝

体重: 79㎏

所属チーム: 
ホーネッツ 2005-2011
クリッパーズ 2011-2017
ロケッツ 2017-2019
サンダー 2019-
     
ポジション: ポイントガード

出身: アメリカ(ノースカロライナ州セーラム)

ドラフト: 2005年 4位


3. 選手会長として

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現在、NBAは中断しておりCP3は選手としてよりも選手会長としてメディアに出ています。

先日も選手会長としてオールスター級の選手が集うリモート会議を行いました。

シーズン再開が認められ、安全が確保されればプレーするということで見解が一致しました。

過去に例を見ない事態なので、どうなるか分かりませんが、選手会長の手腕の見せ所です。

更に今年に行われたオールスターの新フォーマットもCP3が選手会長として発案したものでした。

選手会長は基本的に目立つことはありませんが、NBAが危機に直面した時に顔を出します。

2013年から選手会長を務めてきましたが、一番の危機と言えるでしょう。

サンダーだけでなくNBAのリーダーとして選手が納得できるような形でシーズン再開できることを祈ります。


4. チーム再建の神CP3

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CP3が移籍した最初のシーズンとその前のシーズンとの比較です。

・ホーネッツ 
2004-05シーズン 18勝64敗 .281
2005-06シーズン 38勝44敗 .463

・クリッパーズ 
2010-11シーズン 32勝50敗 .390
2011-12シーズン 40勝26敗 .606

・ロケッツ 
2016-17シーズン 55勝27敗 .671
2017-18シーズン 65勝17敗 .793

・サンダー 
2018-19シーズン 49勝33敗 .598
2019-20シーズン 40勝24敗 .625

全てのチームにおいて成績が伸びているので「チーム再建の神」と言われるゆえんです。

サンダーはチームを解体したので、大方の順位予想も14、15位が一般的でした。

そのチームが5位に位置しています。

メンターとしても、ポイントガードとしてもリーダシップが圧倒的だということが分かります。

仮にサンダーが優勝争いに加わることができれば、新たなサンダーの顔となるでしょう。

※「チーム再建の神」は私が勝手に言っているのでご了承ください。


5. 家族想い

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CP3は幼少期祖父により人生のいろはを学んだそうです。

しかし、
大学が決まった次の日、強盗に襲われ祖父を亡くしてしまいます。

葬儀の次の日は試合だったのですが、それどころではありませんでしたが、

祖母が
祖父の年齢61歳分の点を祖父に捧げるように伝えると、
CP3は試合に出場する決心をします。

CP3はどんどんと得点を重ねていきます。

59得点を叩き出し、最後はエンドワンで決めました。

最後のFTをわざと外しベンチに下がります。

試合後CP3は
「入りそうもないシュートが入ってしまう。祖父が力を貸してくれたのだと思う」

と話しました。

仮に
家が火事になった際、1つだけ持ち出すとしたらという問いに、

迷わず、
あの試合に使用されたバスケットボール

と答えたそうです。

〇愛称CP3のゆえん
CP3はクリス・ポール 背番号#3の略ですが

もう1つあります。

父と兄もCP(チャールズ・ポール、C.J.ポール)なのです。

家族で3人目のCPでCP3と呼ばれています。


6. まとめ

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昨年ロケッツのラッセル・ウェストブルックとのトレードでサンダーに移籍してきました。

チームを解体して再建し、2,3年後勝負をかけると思われていたサンダー。

しかし、CP3は持ち前のリーダーシップでサンダーをプレイオフ進出圏内に押し上げました。

今シーズン、CP3はチームを勝たせることのできる選手として再評価されています。

現に4年ぶりのオールスター出場を勝ち取りました。

現在5位のサンダー。間違いなくプレイオフには進出します。

大方の予想は1回戦負けです。

しかし、
CP3の圧倒的リーダーシップでチームが波に乗ったら分かりません。

仮に1回戦を突破したらサンダーは一皮むけて戦力は限りなく上がるでしょう。

プレイオフには毎年出場していますが、ファイナルに進出したことはありません。

ロケッツから一方的に放出されたCP3。

新たなチーム、新たなチームメイトと共にカンファレンス決勝、またはその先までCP3が導けたら素敵です。

最後に今シーズンCP3の輝きをご覧ください。