アキーム・オラジュワンは1980年代から1990年代にかけて最強センターの名を手にしました。
ゴール下でのフットワークは常軌を逸しており、オラジュワンが繰り出すフェイクとスピンムーブは「ドリームシェイク」とも言われ、他チームからは驚異となっていました。
ディフェンスにおいてもリバウド数は歴代13位、ブロック数は歴代1位、スティ―ルにおいてもセンターにも関わらず歴代10位に位置しています。
一時代のトッププレイヤーとして名前を残してもおかしくないようなスタッツとインパクトを残していますが同時期にはあの男がいたため、トッププレイヤーにはなれませんでした。
本日は必殺の「ドリームシェイク」を武器に1980年代から1990年にかけて最強のセンターと呼ばれたアキーム・オラジュワンを見ていきましょう。
【テーマ】
2. 受賞歴
3. 連覇
4. オラジュワン道場
5. まとめ
1980年代から1990年代にかけては歴代でも屈指のセンターが数多くいました。
カリームから最強のセンターの座を受け継いだのはアキーム・オラジュワンです。
高さやパワーが主戦場のセンターというポジションで、『ドリームシェイク』を武器に暴れまくり、ロケッツの2連覇に貢献しました。
スパーズのデイビッド・ロビンソンは歴代でも屈指のセンターでしたが、「彼のスピンムーブを止められる選手はいない」と言わしめるほどです。
ちなみに。。。
殿堂入り: 2008
永久欠番: ロケッツ#34
2×NBAチャンピオン : 1994-1995
2×NBAファイナルMVP : 1994-1995
MVP : 1994
12×NBAオールスターゲーム出場 : 1985-1990, 1992-1997
オールNBAチーム
6×1stチーム : 1987~1989, 1993-1994, 1997
3×2ndチーム : 1986, 1990, 1996
3×3rdチーム : 1991, 1995, 1999
2×NBA最優秀守備選手賞 : 1993-1994
NBAオールディフェンシブチーム
5×1stチーム : 1987-1988, 1990, 1993-1994
4×2ndチーム : 1982, 1991, 1996-1997
NBAオールルーキーチーム 1stチーム : 1985
2×リバウンド王 : 1989-1990
3×ブロック王 : 1990-1991, 1993
〇基本情報
〇マイケル・ジョーダン 6×NBAチャンピオン
ジョーダンが達成した2度の3連覇は有名ですが、MLBに挑戦していた2年間はオラジュワン擁するロケッツが2連覇を達成します。
全盛期だったジョーダンの突然の引退はアメリカのみならず全世界に衝撃を与えました。
しかし、ジョーダンという絶対的ヒーローの影にいた2番目のヒーロー達にとってはナンバー1になるためのチャンスでもありました。
〇1993-1994
〇1994-1995
「シャック・アタックvsドリーム・シェイク」で話題を集めたファイナルの様子をご覧ください。
オラジュワンは現役引退後、スキルトレーナーとしても活躍しています。
コービーがポストでの支配力を高めたいとオラジュワンにコーチの依頼をしたことがきっかけでした。
コービーは現役選手として全盛期のオラジュワンを見ているのでより高みを目指すために『ドリームシェイク』の極意を知りたかったと思われます。
その後、コービーがポストプレーでも活躍すると、オラジュワン道場の門を叩く選手が現れます。
今後も数多くの選手が門を叩くことになるでしょう。
ゴール下でのフットワークは常軌を逸しており、オラジュワンが繰り出すフェイクとスピンムーブは「ドリームシェイク」とも言われ、他チームからは驚異となっていました。
一時代のトッププレイヤーとして名前を残してもおかしくないようなスタッツ、インパクトを残していますが同時期にはマイケル・ジョーダンがいたため、本当の意味でのトッププレイヤーにはなれませんでした。
ジョーダンの陰に潜んでしまった選手の代表、アキーム・オラジュワン。
最後にもう一度オラジュワンのプレイをご覧ください。