正面:クリス・ポール
昨年のプレーオフ、サンダーはラッセル・ウェストブルックにポール・ジョージを擁していたが、ブレイザーズに1勝4敗で敗退してしまう。
左:ポール・ジョージ 右:ラッセル・ウェストブルック
一方のロケッツは、2018年シーズンあと少しのところまでウォリアーズを追い詰めたが結局3勝4敗で敗退。昨年もウォリアーズに2勝4敗で敗退してしまう。
サンダーは優勝を狙うためにテコ入れをするか、再建モードに入るかの2択があったがポール・ジョージのクリッパーズ行きが決まり再建モードに切り替えた。
ロケッツは2年連続ウォリアーズに敗れ、クリス・ポールとジェームス・ハーデンとの間に価値観の違いが生まれていて、チームもマンネリ化、起爆剤が必要となっていた。
左:クリス・ポール 右:ジェームス・ハーデン
そこで、サンダーとロケッツとの間で大型トレードが行われた。
サンダーにはクリス・ポールにドラフト1巡目指名権が2つ、交換権が2つ(ポールはさらにどこかのチームとトレードして1巡目指名権をいくつか獲得すると当時は言われていた)
ロケッツにはラッセル・ウェストブルック。
両チームともウィンウィンなトレードに見えるがポールの心境は最悪だった。
後にポールはトレードについて
「ショックだった。正直に言ってほしかったんだ。僕はトレードの2、3日前にダリル・モーリーGMと話して、彼は『君をトレードするつもりはない』と言っていたんだ。でもトレードは実現してしまったのさ」と、コメント。優勝候補ロケッツから再建へと乗り出したサンダーへ、突如トレードになったことは、本人の言うとおりショックだったに違いない。
サンダーのサム・プレスティGMは「ポールは突然のトレードに驚いていた。だから、まずは信頼関係を築くことだと考えた。彼の代理人とも協力しながら彼がサンダーの現状に対してどう感じているか確かめた」と後に話した。そして、ポールが気持ち良くプレーできるように最善を尽くしてきた。
ポールのロケッツでの役割はジェームズ・ハーデンのサポート役であり、アイソレーションと3ポイントシュートが中心でポールの良さは出せなかった。
サンダーではポイントガードとして中心的な役割をこなすことになる。
そして、若手への指導だ。ポールはプロの心構え等の様々なアドバイスを口や背中で伝えているらしい。特にシェイ・ギルジャス・アレクサンダーには、ポールと1対1で練習をこなし、遠征先のホテルでは一緒に試合を見て様々な経験を伝えられ、対戦相手を分析したノートを渡されてもいるという。
左:シェイ・ギルシャス・アレキサンダー
ポールの次にベテランのガリナーリも「僕はリーグで12年間、多くの選手とプレイしてきた。彼は一緒にプレイしたなかで最高のリーダーだと思う。もし、MVPの選考基準にリーダーシップという項目があれば、間違いなくポールが獲得するだろう」とコメント。
ポールにとって最悪なトレードだったのかもしれないが、サンダーというチームは人間としても選手としても最大限に実力を発揮できるチームだったのだ。
サンダーの快進撃はサプライズの1つと言われているが、サンダーの選手は決してそのようには思っていないのだろう。
なぜならばポールが導いたからだ。プレイで引っ張り、口と背中で語り、そして、絶対的なリーダーシップ。
サンダーは現在6位。プレイオフには間違いなく進出するだろう。そして、プレイオフからは実力以上に精神的な戦いが始まる。
ポールがチームに特効薬を与え、チームがそれに答えたら間違いなく台風の目に変わるだろう。
そして、1回戦を突破したら…。オクラホマは「ポール」コールで大騒ぎになるだろう。
ポールはどこまで見えていて、どこまで導くのだろうか。楽しみでしかたない。
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【NBA】東と西の頂上決戦!!レブロンvsヤニス MVPはどっち!!
明日、バックスvsレイカーズの東西の首位決戦が行われます。
レイカーズ
47勝13敗西カンファレンス1位 平均得点114.6 7位 平均失点107.1 4位
2位との差は5ゲーム、このままいけば1位でプレーオフに進出するだろう。
バックス
53勝9敗東カンファレンス1位 平均得点119.1 1位 平均失点106.7 2位
2位との差は9.5ゲーム、1位の座は間違いないだろう。歴代3チーム目となる70勝を目指す。
レブロン・ジェームス
今シーズン:25.4得点10.7アシスト7.8リバウンド FG.497 3P.351 FT.693 57試合 34.9分出場
昨シーズン:27.4得点8.3アシスト8.4リバウンド FG.510 3P.339 FT.665 55試合 33.9分出場
ヤニス・アデトクンボ
今シーズン:29.6得点5.8アシスト13.8リバウンド FG.548 3P.309 FT.629 56試合 30.8分出場
昨シーズン:27.7得点5.9アシスト12.5リバウンド FG.578 3P.256 FT.729 72試合 32.8分出場
ヤニス・アデトクンボがレブロン・ジェームズに感銘「自分も、ああなりたい」 …東西カンファレンスの首位を走るミルウォーキー・バックスとロサンゼルス・レイカーズが、3月6日(日本時間7日)にロサンゼルスのステイプルズ・センターで直接対決する。『ESPN』のエリック・ウッドヤード記… (出典:スポーツ総合(NBA Rakuten)) |
レブロン率いるレイカーズvsヤニス率いるバックス
今シーズンのMVPはヤニスと言われ続けていた。理由は昨シーズンよりも進化しているからだ。スタッツだけ見ても、出場時間は昨年よりも短いのにも関わらず平均得点を伸ばしている。ディフェンスにしても最優秀守備選手の候補としてゴール下では昨シーズンよりも存在感を発揮している。
チームも昨シーズンと比べて、戦力値はそこまで変わらないのにも関わらず勝率を上げ、残り20試合程あるが東カンファレンスの1位は決まってしまった。あとは、歴代3チーム目となるシーズン70勝を達成するかどうかだ。昨シーズンは60勝22敗。
ここまで説明するとMVPはヤニスが最有力に聞こえるが、ここにきてレブロンがMVPを獲得するべきではという声が上がってきた。
理由は3つです。
1.NBAのMVPには美学という概念がある
1.「昨シーズンに続き2年連続で2度目の受賞。チームも昨シーズンに続き2連覇を果たし、歴代最高勝率に導いた」
2.「7年ぶりの受賞でレイカーズでは初。チームを7年ぶりにプレーオフに導きさらに優勝までもたらした」
1.2どちらが美しく聞こえるだろうか。私は2番目の方が拍手を送りたくなる。さらには、「コービーもきっと喜んでいるだろう」の一文がつくなら尚更2番目だ。
2つの理由として東西の格差
私は現在西カンファレンス13位に位置しているサンズが東カンファレンスだったらプレイオフに進出すると本気で思っています。怪我等の離脱で戦力は上下しますが、西の13位(サンズ)より東の7.8位(ネッツ、マジック)の方が弱い。
仮にバックスが西カンファレンスだった場合、ここまでの勝率は上げられないというのが大方の見解だ(レイカーズが東カンファレンスの場合は70勝上げられるかも定かではない)。
3つ目の理由がチームの戦力差
レイカーズにはアンソニー・デイビスがいます。しかし、全体を見るとバックスの方が強いと言われています。弱いチームを上位に押し上げた。
以上の3点からレブロンが獲得側の理由です。
さて、本題です。皆さんは残り20試合程残っていますがどちらがMVPにふさわしいと思いますか?
私はヤニス・アデトクンボを推します。
美学だろうが、東西の戦力差だろが、チームの戦力差だろが、ヤニスの支配力とレブロンの支配力を比べたときヤニスの方が上回る。そう思っているからです。
そして、明日最後の直接対決があります。MVPの選考基準の中に直接対決で制した方という項目はないと思うが、インパクト値としては十分すぎると思います。
前回の対決は111-104でバックスが勝利、ヤニスは34得点のダブルダブル、対するレブロンは21得点のトリプルダブル。
両者の対決は痛み分けといったところだろうか。
東西の首位決戦、今シーズンのオールスター主将対決、MVP候補対決
明日のレイカーズvsバックスいろいろな意味で注目だ。
前回のバックスvsレイカーズ戦の動画
【NBA】今シーズンに懸ける想い~ステフィン・カリー編~
ついにこの日がやってきた。今シーズン始まって4試合目に左手を骨折して以来約4か月ぶりの復帰が決まった。
ウォリアーズのステフィン・カリーが日本時間6日のラプターズ戦で復帰「ついにこの時が来た!!!」 …左手の骨折で長らく戦列を離れていたゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、3月5日(日本時間6日)のトロント・ラプターズ戦で約4カ月ぶり… (出典:スポーツ総合(NBA Rakuten)) |
昨シーズンのウォリアーズは絶対的な王者として負けられない戦いが始まり、シーズン1位でファイナルまで進んだ。しかし、クレイ・トンプソンやケビン・デュラントが戦線離脱し、カズンズも怪我あけで不調、ベンチメンバーも怪我持ちと、満身創痍の中戦い抜いたがラプターズに敗れてしまいスリーピート(3連覇)の夢は途絶えてしまった。
オフにはケビン・デュラントがネッツに長年ウォリアーズを支えてきたアンドレ・イグダーラ等多くの選手がウォリアーズを去った。
代わりにディアンジェロ・ラッセルがネッツから移籍してきたが(現在はウルブスに)、戦力ダウンは目に見えていた。さらには相棒の復帰は(スプラッシュブラザーズ:ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンのコンビ)シーズン後半に決定。
シーズン前の評価は「優勝は不可能だがプレイオフには進むだろう。全てはカリーに掛かっている」と言われていた。そう、全てはカリーの出来次第で順位が決まるというのが大方の予想だったのだ。
そして、シーズンが開幕してから4試合目でまさかの長期離脱、ウォリアーズの運命は決まってしまった。
82試合中62試合消化で14勝48敗で最下位
残り20試合、カリーが復帰すればそれだけで大きな戦力アップになることは間違いない。もともとカリーが中心のチームだからだ。それに来シーズンに向けて新戦力や若手とカリーのケミストリーも高められる。それは何よりもチームにとってプラスだ。そして世界中のファンがカリーのプレイを楽しみにしている。
ただその一方でドラフトでより高い順位の指名権を獲得するため、今シーズン中はカリーを復帰させずに最下位でシーズンを終える方が良いのではという声も上がっている。それに怪我のリスクもある。カリーはもともと足首を痛めやすいと言われており、もう若くない。
カリーとチームは復帰を選択した。
私は復帰を聞いた時驚いてしまった。ウィザーズ戦に復帰予定が伸びたとき、今シーズン復帰しないのではと思ったからだ。
私はロードマネージメント等のリスク管理について本人とチームが了承すればOKだと思っています。
ただ、スーパースターになれても偉大な選手にはなれないとも思っています。
なので、カワイ・レナードは偉大な選手にはなれないと思っています。
(決して嫌いではないです)
カリーの復帰は本当に嬉しかった。ステフィン・カリーには偉大な選手になってほしいからです。
復帰してドラフトピックが下がったとしてもファンのために全力でプレイする、それがカリー。
残り20試合カリーにはチームやファンや自身のためにバスケットを楽しんでほしい。そして…。
来シーズン、カリー率いるウォリアーズがどこまで上り詰めるか楽しみだ。
【NBA】将来勇猛な選手7人発表!!ついでに2人足しておきました!!
今シーズン飛躍的に成長し、将来リーグの代表となる選手が7人発表されました。
こちらの記事を参考にしています
その7人の昨年のスタッツ及び今シーズン始まる前と今の評価を比べてみたのでご覧ください。
(ついでに2人足しておきました)
1.ジェイソン・テイタム(セルティックス)
昨シーズン:79試合79先発 15.7得点2.1アシスト6.0リバウンド FG.450 3P.373 FT.855
今季こそウォーカーやカンターら新しいチームメイトとケミストリーを奏でられるか。
そのためにはルーキーシーズンのようなボール回しを思い出し、より効率的なプレーをすることを求められている。
セルティックスは昨年に比べ前評判は高くないが、テイタムがオールスターレベルに達することができれば上位進出もあるだろう。
今シーズン:55試合55先発 23.5得点2.9アシスト7.1リバウンド FG.450 3P.396 FT.816
後半戦に入り、平均34得点を叩き出している。セルティックスはテイタムのチームと化けた。以前から際立っていた才能に一貫性が備わったことで、いつでも頼れるエースとなったといえるだろう。
ロサンゼルス・クリッパーズ戦で39得点、ロサンゼルス・レイカーズ戦で41得点を挙げ、チームを牽引するなど、重要な試合で本領を発揮できるようにもなり、オールスターにも初選出された。
2.ベン・シモンズ(シクサーズ)
昨シーズン:79試合79先発 16.9得点7.7アシスト8.8リバウンド FG.563 3P.000 FT.600
マジック・ジョンソンやレブロン・ジェームスと比較されるほどのスケールを持っている。身体能力、視野の広さ、パスセンスを備え、昨シーズンはオールスターにも出場。
唯一の弱点はジャンプシュートだが、オフに改善に取り組んだ。エンビードと共に健康体を保てばシクサーズに黄金期をもたらすだろう。
今シーズン:54試合54先発 16.7得点8.2アシスト7.8リバウンド FG.585 3P.333 FT62.7
2度のオールスター選出を誇り、シクサーズのエンジンとして大活躍するシモンズは、リーグ屈指のプレイヤーへと成長を遂げた。
なぜ昨年度選ばれなかったのか分からないが、もしかしたら3Pシュートが関係しているのかもしれない。
ディフェンス面でも成長の跡が見られ、スティール数、ディフレクション数、ルーズボールのリカバー数の全てにおいてリーグトップを記録。今季は最優秀守備選手の候補にも挙げられている。
3.ドノバン・ミッチェル(ジャズ)
昨シーズン:77試合77先発 23.8得点4.2アシスト4.1リバウンド FG.432 3P.362 FT.806
2年目の昨年は12月にスランプに陥ったが、1月以降は4か月連続で25得点以上を叩き出し、3月2日のバックス戦ではチーム最年少で45得点以上をマークした。
代表で共同キャプテン務めたケンバ・ウォーカーから「生まれつきのリーダー」と評された統率力で牽引したい。
今シーズン:58試合58先発 24.8得点4.2アシスト4.4リバウンド FG.458 3P.367 FT.854
今季オールスター初選出を飾ったミッチェルは、ジャズの中心選手として活躍。強豪ぞろいのウェストで、チームをトップ5の位置まで導いている。
キャリアハイの平均24.8得点を挙げている23歳は、現時点で通算4,814得点を挙げており、キャリア3年目となる今季中に5,000得点を超すことが濃厚だ。
実現すると、2000年以降にキャリア最初の3シーズンで5,000得点以上を記録した、史上7人目の選手となる。
4.バム・アデバヨ(ヒート)
昨シーズン:82試合28先発 8.9得点2.2アシスト7.3リバウンド FG.576 3P.200 FT.735
新たなインサイドの守護神。昨季の終盤からスタメンに定着し、先発した28試合のスタッツも11.8得点3.1アシスト9.1リバウンドとペイントエリアでの存在感を示した。
センターとしては小柄だがハンドリングの良さと機動力に磨きが掛かればヒートの新たな武器となるだろう。
今シーズン:60試合60先発 16.2得点5.1アシスト10.5リバウンド FG.572 3P.077 FT.691
MIP候補のアデバヨは、身体能力が高く、多才でスタミナがあるビッグマンだ。今季3度トリプルダブルを達成しており、ビッグマンとしてはニコラ・ヨキッチ(11度)とドマンタス・サボニス(4度)に次ぐ記録となっている。
現在のヒートはジミー・バトラーのチームだが、フランチャイズを代表する次のスターとして着実に成長を遂げている。
5.ブランドン・イングラム(ペリカンズ)
昨シーズン:52試合52先発 18.3得点3.0アシスト5.1リバウンド FG.497 3P.330 FT.675
昨季は52試合にとどまったものの、49試合で2桁得点を叩き出し、シーズン終盤に胸部出口症候群の手術を行うまでの6試合を平均27.8得点を記録。
数字的には着実に伸ばしてきているがレイカーズからは絶対に手放せない選手とは見なされずペリカンズに移籍。今季こそ本格的な開花が期待される。
今シーズン:52試合52先発 24.6得点4.3アシスト6.3リバウンド FG.470 3P.392 FT.861
来オフに制限つきFA(フリーエージェント)となるイングラムは、今季オールスターに初選出されたことで大きな契約額が期待できるだろう。
若手揃いのペリカンズで、オフェンスの起点として活躍するイングラムは、ウェストのトップ8入りを目指して奮闘中だ。
効率的なシューターに成長した彼は、将来リーグ屈指のスコアラーとなりそうだ。
6.パスカル・シアカム(ラプターズ)
昨シーズン:80試合79先発 16.9得点3.1アシスト6.9リバウンド FG.549 3P.369 FT.785
サイズと機動力を生かした守備には元々定評があったが、昨季はハンドリングとアウトサイドシュートが大幅に向上したことで前年度から平均10得点もアップさせた。
今シーズンはエースとしてチームを背負うのでマークが厳しくなるが、それを乗り越えない限りラプターズの上位進出はないだろう。
今シーズン:49試合49先発 23.5得点3.5アシスト7.5リバウンド FG.458 3P.364 FT.796
昨季ファイナルMVPのカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)がチームを去ったにも関わらず、ラプターズが今季も同等の勝率を記録している要因は、シアカムの存在が大きい。
GリーグからMIP、さらにはオールスターゲームに先発出場を果たすまでに成長を遂げたシアカムについて、これ以上の説明は不要だ。
7.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)
昨シーズン:72試合72先発 21.2得点6.0アシスト7.8リバウンド FG.427 3P.327 FT.713
昨年の新人王。攻守あらゆるプレーをハイレベルにこなすオールラウンダー。バスケットIQも高くコートビジョンも広い、特にクラッチタイムにめっぽう強く新人ながらリーグ4位の得点を記録した。
ドンチッチがさらに成長すればプレイオフ進出もあるのかもしれない。
今シーズン:48試合48先発 28.6得点8.8アシスト9.4リバウンド FG.463 3P.319 FT.767
NBAではキャリア2年目となる21歳は、今季すでに21度のトリプルダブルを記録。
チームの勝利に最も貢献するドンチッチの活躍で、マーベリックスは早くも昨季の33勝を超える36勝を記録し、ドンチッチ自身もMVP候補にあげられている。
8.トレイ・ヤング(ホークス)
昨シーズン:81試合81先発 19.1得点8.1アシスト3.7リバウンド FG.418 3P.324 FT.829
再建のカギを握る若きスコアリングガード。
得点力とプレーメークのセンスが高く、相手の守備を広げることができる。
試合を重ねる毎に調子を上げ、オールスター以降の22試合は平均24.7得点9.2アシスト4.7リバウンドと新人ながらエリートPG並みのスタッツをマーク。
プレーオフ進出にはヤングだけではなく他の若手の成長も必要。
今シーズン:56試合56先発 29.8得点9.4アシスト4.3リバウンド FG.441 3P.363 FT.862
NBAキャリア2年目を迎え、オールスターにも選ばれ、スタッツにおいても文句なしの数字を叩き出しているのに、チームが低迷しているせいなのか、ディフェンスがざるすぎるからなのか、評価の上がらないヤング。
チームは若手主体で前半戦負け越したが、後半戦は勝ち星が先行しているので、来シーズンこそ評価が上がってくるかもしれない。
9.ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)
次代のNBAの顔として期待されている大器。ずば抜けた身体能力を生かしたプレーはレブロンの再来を予感させる。
才能には疑いをはさむ余地はないが、身長のわりに体重が重すぎるという点で怪我との戦いになるのではと危惧されているが、コンディションに問題がなければ新人王は間違いないだろう。
今シーズン:15試合15先発 24.1得点2.1アシスト6.8リバウンド FG.593 3P.417 FT.648
怪我から復帰してわずか15試合しか出場していないので何とも言えないが、将来有望な選手として数えてもいいだろう(ルーキーなので飛躍はしていない)。
本日もレブロンと一歩も引かずに応戦し、キャリアハイの35得点。このスタッツを残しながらシーズンを終えれば、不可能と言われていた新人王の獲得もあるかもしれない。
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2019-20シーズン最も飛躍した7選手を『NBA.com』が発表 …2019-20シーズンのNBAでは、多くの有望な若手が頭角を現した。彼らは個人的なパフォーマンスの改善のみでなく、チーム全体に貢献し、成功をもたらしている。そんな中でも、最も飛躍し将来リーグの代表的な… (出典:スポーツ総合(NBA Rakuten)) |
その7人の昨年のスタッツ及び今シーズン始まる前と今の評価を比べてみたのでご覧ください。
(ついでに2人足しておきました)
1.ジェイソン・テイタム(セルティックス)
昨シーズン:79試合79先発 15.7得点2.1アシスト6.0リバウンド FG.450 3P.373 FT.855
今季こそウォーカーやカンターら新しいチームメイトとケミストリーを奏でられるか。
そのためにはルーキーシーズンのようなボール回しを思い出し、より効率的なプレーをすることを求められている。
セルティックスは昨年に比べ前評判は高くないが、テイタムがオールスターレベルに達することができれば上位進出もあるだろう。
今シーズン:55試合55先発 23.5得点2.9アシスト7.1リバウンド FG.450 3P.396 FT.816
後半戦に入り、平均34得点を叩き出している。セルティックスはテイタムのチームと化けた。以前から際立っていた才能に一貫性が備わったことで、いつでも頼れるエースとなったといえるだろう。
ロサンゼルス・クリッパーズ戦で39得点、ロサンゼルス・レイカーズ戦で41得点を挙げ、チームを牽引するなど、重要な試合で本領を発揮できるようにもなり、オールスターにも初選出された。
2.ベン・シモンズ(シクサーズ)
昨シーズン:79試合79先発 16.9得点7.7アシスト8.8リバウンド FG.563 3P.000 FT.600
マジック・ジョンソンやレブロン・ジェームスと比較されるほどのスケールを持っている。身体能力、視野の広さ、パスセンスを備え、昨シーズンはオールスターにも出場。
唯一の弱点はジャンプシュートだが、オフに改善に取り組んだ。エンビードと共に健康体を保てばシクサーズに黄金期をもたらすだろう。
今シーズン:54試合54先発 16.7得点8.2アシスト7.8リバウンド FG.585 3P.333 FT62.7
2度のオールスター選出を誇り、シクサーズのエンジンとして大活躍するシモンズは、リーグ屈指のプレイヤーへと成長を遂げた。
なぜ昨年度選ばれなかったのか分からないが、もしかしたら3Pシュートが関係しているのかもしれない。
ディフェンス面でも成長の跡が見られ、スティール数、ディフレクション数、ルーズボールのリカバー数の全てにおいてリーグトップを記録。今季は最優秀守備選手の候補にも挙げられている。
3.ドノバン・ミッチェル(ジャズ)
昨シーズン:77試合77先発 23.8得点4.2アシスト4.1リバウンド FG.432 3P.362 FT.806
2年目の昨年は12月にスランプに陥ったが、1月以降は4か月連続で25得点以上を叩き出し、3月2日のバックス戦ではチーム最年少で45得点以上をマークした。
代表で共同キャプテン務めたケンバ・ウォーカーから「生まれつきのリーダー」と評された統率力で牽引したい。
今シーズン:58試合58先発 24.8得点4.2アシスト4.4リバウンド FG.458 3P.367 FT.854
今季オールスター初選出を飾ったミッチェルは、ジャズの中心選手として活躍。強豪ぞろいのウェストで、チームをトップ5の位置まで導いている。
キャリアハイの平均24.8得点を挙げている23歳は、現時点で通算4,814得点を挙げており、キャリア3年目となる今季中に5,000得点を超すことが濃厚だ。
実現すると、2000年以降にキャリア最初の3シーズンで5,000得点以上を記録した、史上7人目の選手となる。
4.バム・アデバヨ(ヒート)
昨シーズン:82試合28先発 8.9得点2.2アシスト7.3リバウンド FG.576 3P.200 FT.735
新たなインサイドの守護神。昨季の終盤からスタメンに定着し、先発した28試合のスタッツも11.8得点3.1アシスト9.1リバウンドとペイントエリアでの存在感を示した。
センターとしては小柄だがハンドリングの良さと機動力に磨きが掛かればヒートの新たな武器となるだろう。
今シーズン:60試合60先発 16.2得点5.1アシスト10.5リバウンド FG.572 3P.077 FT.691
MIP候補のアデバヨは、身体能力が高く、多才でスタミナがあるビッグマンだ。今季3度トリプルダブルを達成しており、ビッグマンとしてはニコラ・ヨキッチ(11度)とドマンタス・サボニス(4度)に次ぐ記録となっている。
現在のヒートはジミー・バトラーのチームだが、フランチャイズを代表する次のスターとして着実に成長を遂げている。
5.ブランドン・イングラム(ペリカンズ)
昨シーズン:52試合52先発 18.3得点3.0アシスト5.1リバウンド FG.497 3P.330 FT.675
昨季は52試合にとどまったものの、49試合で2桁得点を叩き出し、シーズン終盤に胸部出口症候群の手術を行うまでの6試合を平均27.8得点を記録。
数字的には着実に伸ばしてきているがレイカーズからは絶対に手放せない選手とは見なされずペリカンズに移籍。今季こそ本格的な開花が期待される。
今シーズン:52試合52先発 24.6得点4.3アシスト6.3リバウンド FG.470 3P.392 FT.861
来オフに制限つきFA(フリーエージェント)となるイングラムは、今季オールスターに初選出されたことで大きな契約額が期待できるだろう。
若手揃いのペリカンズで、オフェンスの起点として活躍するイングラムは、ウェストのトップ8入りを目指して奮闘中だ。
効率的なシューターに成長した彼は、将来リーグ屈指のスコアラーとなりそうだ。
6.パスカル・シアカム(ラプターズ)
昨シーズン:80試合79先発 16.9得点3.1アシスト6.9リバウンド FG.549 3P.369 FT.785
サイズと機動力を生かした守備には元々定評があったが、昨季はハンドリングとアウトサイドシュートが大幅に向上したことで前年度から平均10得点もアップさせた。
今シーズンはエースとしてチームを背負うのでマークが厳しくなるが、それを乗り越えない限りラプターズの上位進出はないだろう。
今シーズン:49試合49先発 23.5得点3.5アシスト7.5リバウンド FG.458 3P.364 FT.796
昨季ファイナルMVPのカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)がチームを去ったにも関わらず、ラプターズが今季も同等の勝率を記録している要因は、シアカムの存在が大きい。
GリーグからMIP、さらにはオールスターゲームに先発出場を果たすまでに成長を遂げたシアカムについて、これ以上の説明は不要だ。
7.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)
昨シーズン:72試合72先発 21.2得点6.0アシスト7.8リバウンド FG.427 3P.327 FT.713
昨年の新人王。攻守あらゆるプレーをハイレベルにこなすオールラウンダー。バスケットIQも高くコートビジョンも広い、特にクラッチタイムにめっぽう強く新人ながらリーグ4位の得点を記録した。
ドンチッチがさらに成長すればプレイオフ進出もあるのかもしれない。
今シーズン:48試合48先発 28.6得点8.8アシスト9.4リバウンド FG.463 3P.319 FT.767
NBAではキャリア2年目となる21歳は、今季すでに21度のトリプルダブルを記録。
チームの勝利に最も貢献するドンチッチの活躍で、マーベリックスは早くも昨季の33勝を超える36勝を記録し、ドンチッチ自身もMVP候補にあげられている。
8.トレイ・ヤング(ホークス)
昨シーズン:81試合81先発 19.1得点8.1アシスト3.7リバウンド FG.418 3P.324 FT.829
再建のカギを握る若きスコアリングガード。
得点力とプレーメークのセンスが高く、相手の守備を広げることができる。
試合を重ねる毎に調子を上げ、オールスター以降の22試合は平均24.7得点9.2アシスト4.7リバウンドと新人ながらエリートPG並みのスタッツをマーク。
プレーオフ進出にはヤングだけではなく他の若手の成長も必要。
今シーズン:56試合56先発 29.8得点9.4アシスト4.3リバウンド FG.441 3P.363 FT.862
NBAキャリア2年目を迎え、オールスターにも選ばれ、スタッツにおいても文句なしの数字を叩き出しているのに、チームが低迷しているせいなのか、ディフェンスがざるすぎるからなのか、評価の上がらないヤング。
チームは若手主体で前半戦負け越したが、後半戦は勝ち星が先行しているので、来シーズンこそ評価が上がってくるかもしれない。
9.ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)
次代のNBAの顔として期待されている大器。ずば抜けた身体能力を生かしたプレーはレブロンの再来を予感させる。
才能には疑いをはさむ余地はないが、身長のわりに体重が重すぎるという点で怪我との戦いになるのではと危惧されているが、コンディションに問題がなければ新人王は間違いないだろう。
今シーズン:15試合15先発 24.1得点2.1アシスト6.8リバウンド FG.593 3P.417 FT.648
怪我から復帰してわずか15試合しか出場していないので何とも言えないが、将来有望な選手として数えてもいいだろう(ルーキーなので飛躍はしていない)。
本日もレブロンと一歩も引かずに応戦し、キャリアハイの35得点。このスタッツを残しながらシーズンを終えれば、不可能と言われていた新人王の獲得もあるかもしれない。
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【NBA】本日の注目対決、レブロン・ジェームスvsザイオン・ウィリアムソン
レブロン・ジェームススタッツ:34得点13アシスト12リバウンド FG14-21 3P3-5 FT3-3
ザイオン・ウィリアムソンスタッツ:35得点(キャリアハイ)0アシスト7リバウンド FG12-16 3P0-0 FT13-11
【NBA】怪物ザイオン、レブロン超え35得点 リング大揺れアリウープに反響「戦車じゃねぇか」 …点をマークしたが、この日は34得点のレブロンを上回り、両軍最多得点。確かな実力を示したザイオンは、試合後にレブロンと抱擁し、言葉を交わして称えあった。 (出典:スポーツ総合(THE ANSWER)) |
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